研究活動について
私は現在、大学院で画像の認識や処理を専門とする研究室で研究活動を行っています。
現在は水揚げ直後からの経過日数毎に撮影した魚介類の切り身の画像データを用いて深層学習を行い、魚の鮮度の判定を行う人工知能の開発に関わる研究を行っています。これまでの研究により、経過日数によって分けられた切り身の画像データを学習した学習モデルは高い精度でその切り身の経過日数を判定でき、魚の保存日数を人工知能によって判別できる可能性が示唆されました。しかし、これはあくまで、ここまでの研究のため用意した画像データの範囲内で、私たち開発者が正解ラベル付けした画像データのラベルを正しく判定できたに過ぎず、実際に人工知能が画像データのどのような点に着目して鮮度判定を行ったのかが明らかとなっていません。普段、我々がスーパーの生鮮品コーナーに並んでいる魚の鮮度を判断する時、その切り身の色合いや艶、張り、ドリップが出ているかどうかといった点を根拠にすることが多いかと思いますが、ここまでの我々の研究では、人工知能が魚の切り身から読み取れる情報とは全く異なった情報から鮮度を区別している可能性も否定することができません。現在、私はここまでの切り身の経過日数を判定する次の段階として、この人工知能が画像データのどの情報に基づいて判定を行ったのか明らかし、全く見当違いの情報を基に判定を行っていたことが判明した場合は、どのように修正すれば適切な学習を行うことができるのかに取り組んでいます。
Skills
Python, C++, JavaScript, TypeScript, PHP
Git, Docker, Anaconda
FrameWork & Library
Tensorflow, Keras, PyTorch, OpenCV, Nuxt.js, Node.js, Vue.js
特許
本研究のため撮影した画像データの特許化による知的財産権保護が検討中となっています。